プロとアマチュアMCの違いとは

Infinity代表の笹木純子です。

先日、お仕事でご一緒する経営者のAさんとミーティングする機会に恵まれました。その方とのお話を通して「司会者の役割とは何か」について、改めて考えるきっかけとなりました。

養成講座&話し方教室

プロの司会者の役割とは

お仕事柄、いろんなMCさんとお仕事をされることが多いAさんは

「プロの司会者さんには、その話術でその場をしっかりかき回してほしいなと思うんですよね」

とおっしゃいました。

確かに司会者の役割は、イベントを滞りなく進めることが最たる重要任務。しかしながら、

「ただ単に無難に進めるだけだと、そこに居合わせた方々の心からはあっという間に何もなくなってしまう」

とAさんは言います。この言葉は、Aさんのご経験に裏付けられたものでした。

何年も記憶に残る結婚式とは?

「もう何年も前の話になりますけど、名古屋で友人の結婚式に参加しました。

 司会者さんがまるで綾小路きみまろさんみたいな語り口の人で。

 その人の風貌はもう思い出せませんけど、その友人の披露宴が

 『とにかくずっと楽しかった!』っていう記憶だけはハッキリと残っているんですよ。

 だから、司会者さんが人の心を動かす進行をしてくれたら、たくさんの人たちの心に

 その日の記憶がずっと残っていくと思うのです。」

私にも、ゲストで参加して「ほんとに面白かった!忘れられない!」というウェディングパーティーがいくつかあります。

親御さんや上司が面白かったり、友人が面白かったりetc.。パターンは色々あるものの、司会者さんが更に面白くしてくれたときこそ、ハッキリとその瞬間が記憶に刻まれたような気がします。

イベントが滞りなく進むように無難に進行するのも良いですが、せっかくプロにお金を払うなら、その場にいる皆さんの心を動かしてほしい。それでこそプロなんじゃないか、ということを、Aさんは強くおっしゃっていたように思います。

振れ幅が大きい司会者とは?

Aさんと現場でご一緒するのはどれくらいぶりでしたでしょうか、昨年末、一緒にお仕事をする機会がありました。その時のことを振り返りながら、こんな風に評してくださいました。

「久しぶりに司会している純子さんを見ましたけど、改めて司会の振れ幅の大きさに感心しました。

 司会者さんによっては『そのゲストのいじり方って大丈夫なの?』とハラハラする時もたまにあるんです。

 けど純子さんのゲストいじりは見ていて不安が無い。それってたぶん、正統派のきっちりした司会もできてて、

 外したらダメな部分がちゃんとわかってるからなんだろうなって。

 帰りにゲストの方々から声をかけられているのを見てそう思いました。

 きちんとした進行もできるのに、こんなにもゲストの雰囲気に合わせて変幻自在の振れ幅ある司会ができる人も珍しいと思います!」

Aさんからのコメントは、司会者冥利に尽きる大讃辞!本当に嬉しいお言葉をいただきました。

Aさん、ありがとうございます!

目指すはミシュラン!

ちょうど先日、本場フランスでフレンチレストランRestaurant Kei を構える日本人オーナーシェフ 小林圭さんが、ミシュランで三ツ星に輝いたニュースが飛び込んできたばかりです。

小林さんは、三ツ星受賞の際の報道陣からのインタビューに対し

三つ星が最後(の目標)ではない。三つ星のトップ、世界のトップのレストランを目指したい。」

と語ったと言います。

日頃食べている家庭料理でもそうですが、お料理はこれで完成版と思えるものに更にひと手間加えることで、もっと美味しくなることが多いです。

イベントや結婚式の進行も同じ。無難な完成品もいいですが、そこにひと手間加えてもっと美味しくなるのなら、私はひと手間加えたい。

小林さんがまだまだ、とおっしゃるのならば、私は本当のまだまだです。

今が完成版と思わずに、【もっともっと】を追求できる司会者でありたい。そう思います。

ちなみに料理の腕前は全然。家事手抜きバンザイ!です(≧▽≦)

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